たりなくてよかったー

こんにちは。お久しぶりです。Key*cocoです^^


タイトルを見てすぐわかる人もいると思いますが、

今日はドラマのお話です。

普段、わたしはテレビは見ないのですが、

youtubeでふと見て、ハマってしまい、

この私をテレビに向かわせたドラマがあります笑


『だが、情熱はある』


2023年4月から放送のドラマで、

お笑いコンビ、オードリーの若林さん

(演じるのは高橋海人さん:King&Prince)と

南海キャンディーズの山里さん

(演じる森本慎太郎さんSixTONES)の

学生時代から現代までの物語。

それぞれの相方の春日としずちゃんも出てきます。

主演のお2人、若林さんと山里さん、

あと春日さんとしずちゃんも、演じてるというか、

だんだんともう本人にしか見えなくて、

これがプロの仕事だよなーと、

いたく感動いたしました。


ストーリーもとても良くて、

実際の若林さんと山里さんのエッセイを元にして、

脚本が書かれているために、

かなりリアルな内容でした。

学生時代の葛藤、将来が見えないことへの不安、

自分で決めた道を進んで、

でも上手くいくのか保証がない毎日。

このまま続けていても芽は出るのか。

辞めようか。

いつまですれば芽はでるのか。

もう少しすれば変わるはず。

こうしたら上手くいくかもしれない。

お2人とも、今はお仕事も順調にされていますが、

売れる前の時期というのは、

やっぱり先の見えない不安というものや

周りと比べてしまったり、いろんな事を言われたり

自分自身に自信が持てなくなったり、

日々いろいろな感情があったかと思います。

よく成功するには、

『諦めずに成功するまで続けること』

と言われています。でもそれをするには、

好きという情熱、

自分を信じる心、

希望を見ようとする力、

いろいろなものが必要だと思います。

そう考えると、ほんとに尊敬してしまいます。


それでもドラマでは美談に偏ることなく、

等身大の1人の人間として描かれていて、

いいところ、悪いところ?、全て描かれています。

山里さんが、当初にコンビを組む相方に対して、

もっと売れるにはと焦る気持ちや、

もっと情熱を持ってほしいという気持ちから

自分の気持ちのままにダメ出しをして、

うまくいかなくなりコンビを解消されてしまったり

最初しずちゃんが売れていくことへの

嫉妬に近い感情を抱くところとか。

若林さんも、売れない毎日で不安な時に、

その気持ちが溢れて漫才の最中に

お客さんにからんで話しかけるところとか。

でもでも、それぞれ自分の人生を精一杯、

がんばっているんだなと伝わってきます。

他の人からは、その時は、

嫌な人に見えることもあるかもしれないけど、

それを当事者以外の人がとやかく言う必要は、

1ミリも無いよなと思いました。

とやかく言うのも人の自由といえば自由なんだけど

もうそういうくだらないことに

自分のエネルギーを使うのはやめて、

少しでも温かい世界になればなと思う今日この頃。


本題からそれましたが、このブログのタイトルの

りなくてよかったー』


これは、若林さんと山里さんの2人が、

ドラマの中で、『たりないふたり』として

コンビを組んで、漫才をするくだりで、

若林さんのセリフとして出てきます。

このセリフが、このドラマの肝かなと思いました。

私なりの解釈になりますが、それは。


自分の中にたりない部分はある。

たりてる側の人になりたい。けれど、

たりない自分のままでしてきたことが、

一つ一つ、繋がって、今ここにいる。

今、ここにいることが素晴らしい。

結局、素晴らしいことしか起きていない。

たりない自分でよかった。

なぜなら、たりない自分でなければ、

今のここの場所に辿り着けなかったから。


なんか感動しませんか?💧

これぞ、自己肯定の最たるものなのかなと思います。

『たりなくてよかったー』ていう言葉。

みんながみんな、それぞれに今のままの

自分に声をかけているのを想像すると、

平和な気持ちになります。


長くなりましたが、これで終わります。

Have a nice day ♡


コメント

タイトルとURLをコピーしました